2020年の現在、ネットでもテレビでも毎日のように目にする副業という言葉。
最新のデータでは「副業をしたいと考えている人が全体の約4割」「副業を行っている人が全体の1割弱」という結果になっています。
おそらくこのページをご覧いただいているあなたも副業を始めたいと考えている4割に入る方でしょう。
ここでは副業の中でもアフィリエイト一本に絞って失敗しないための知識とアフィリエイトの仕組みを解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
目次
1.アフィリエイトとは
1-1.どれぐらい稼げる?
1-2.アフィリエイトで稼ぐためには
2.アフィリエイトの仕組み
2-1.ASPとは?
2-2.アフィリエイトの流れ
3.アフィリエイトの始め方
3-1.アフィリエイト用口座の開設
3-2.サイトの開設
3-3.ASPに登録
3-4.取り扱うプログラムに参加
3-5.記事を作成し広告を掲載する
4.アフィリエイトで稼ぐには
4-1.テーマを絞る
4-2.テーマの決め方
4-3.SEO上位から集客(報酬発生)を狙う場合
4-4.リスティング広告から集客(報酬発生)を狙う場合
5.アフィリエイトで注意したい3つのこと
5-1.収益化までの期間
5-2.税金に関して
5-3.常にユーザー目線を忘れない
6.アフィリエイトが難しそうだなぁと感じたあなたに
7.まとめ
1.アフィリエイトとは
アフィリエイトとは成功報酬型広告という広告形態で、提供元の企業に代わり広告を行い利益の一部を報酬で得るシステムのことです。
通販最大手Amazonではアソシエイトプログラムと呼ばれています。
まずアフィリエイトについての理解を深めていきましょう。
1-1.どれぐらい稼げる?
まず一番に皆さんが知りたいのは「アフィリエイトってどれくらい稼げるの?」というところでしょう。
出典:「アフィリエイトプログラムに関する意識調査<2018年>」アフィリエイトマーケティング協会
この円グラフで分かるように約半分のアフィリエイターがアフィリエイトによる月収が1万円を超えていないのが現状です。
ですが、上位約10%のアフィリエイターは100万円を超す月収を得ていることが分かります。(おそらくほとんどが副業ではなく本業にしている方や企業などです)
なので新たに始める方はまず1万円の壁を超えることを目標に頑張っていくようにしましょう。
1-2.アフィリエイトで稼ぐためには
4.アフィリエイトで稼ぐにはで詳しく解説していきますが、アフィリエイトで稼ぐには「1に忍耐、2に忍耐、3にサイト設計」です。
サイト設計をしっかり行っていないと検索ページに乗るようになってもいい結果は出ませんが、サイトデザインなどは後からいくらでも変更が可能です。
ですが、なかなか収益化できずにめげてしまうと、そこから先ずっとアフィリエイト収益が上がることはないでしょう。
アフィリエイトは時間がかかるものだと割り切り、収益がなくとも耐えて耐えてサイトを大きくしていきましょう。
そのため個人でアフィリエイトをする場合、記事を作っていて苦ではない得意分野のテーマにてサイトを作るのがいいかもしれません。
2.アフィリエイトの仕組み
では次にアフィリエイトの仕組みについて理解していきましょう。
簡単な流れとしては広告主の企業があり、それをASPと呼ばれるアフィリエイターと企業をつなげる業者が、アフィリエイターに広告素材を提供している流れです。
ASPとは何かから解説していきます。
2-1.ASPとは?
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダの略で、先ほども書いたように企業とアフィリエイターをつなげる業者のことです。
ASPが広告主を募集し、集まった広告にアフィリエイターが申請をして広告プログラムに参加します。
参加したアフィリエイターごとに広告主から与えられる広告素材のURLが違うので、広告主はURLを元にどのアフィリエイターからの紹介ユーザーなのかを判断しています。
2-2.アフィリエイトの流れ
ここまでで大体分かってきたかもしれませんが、アフィリエイトの流れについてみていきましょう。
まずはASPがアフィリエイターと広告主を斡旋するところからスタートします。
登録したアフィリエイターは掲載してある広告プログラムから記事を作成するものを選び、プログラムに参加して記事を作成します。
その記事を通して会員登録や商品の購入などがされると広告主からまずASPに広告費が支払われ、ASPが手数料を引いたものが報酬としてアフィリエイターに支払われます。
これがアフィリエイトの一連の流れです。
紹介するアフィリエイトサイトでは、紹介した商品をさらに詳しく調べようと、ユーザーが商品名などで検索してしまうと自身には報酬が入ってこないので、自身のサイトで広告主のリンクまで完結させれるように記事を作らなければなりません。
3.アフィリエイトの始め方
ではアフィリエイトを実際に始める際の準備や始め方を解説していきます。
口座の開設など、必要のない方もいるかもしれませんが流れを見ていきましょう。
3-1.アフィリエイト用口座の開設
まず行うのが報酬受け取り用の口座の開設です。
口座は持ってるからいいやと思うかもしれませんが、アフィリエイト報酬の受け取り専用の口座を作っておくことをお勧めいたします。
後述しますが、年間で利益が20万円を超すと税金を支払わないといけません。
利益なので毎月かかるサーバーの使用料金などの経費を引いた金額ですので、アフィリエイト用の口座を作っておくと利益計算が楽になります。
ジャパンネット銀行などがおすすめです。
3-2.サイトの開設
続いてサイトの開設です。
サイトの開設にあたって必要になるのがサーバーの契約とドメインの取得です。
こちらについては以下の2つの記事で徹底解説しているのでこの記事を読み終えた後にご覧いただければと思います。
3-3.ASPに登録
次にASPの登録です。
A8.netがASP最大手なので、まずはA8.netだけでも登録はしておきましょう。
そのほかにもASPはいくつかあるので、必要なものを開設しておきましょう。
3-4.取り扱うプログラムに申請
ASPで提供されているプログラムの中から自身のサイトで紹介するプログラムを選択し参加しましょう。
提携申請を出すと即時に承認されるプログラムと広告主による審査が行われるプログラムがあります。
以下はA8.netのプログラムのカテゴリです。
アフィリエイト広告のカテゴリー(参照例:A8.net)
3-5.記事を作成し広告を掲載する
自身のサイトで参加したプログラムの紹介記事を作成し、広告主から提供された広告素材(バナーなど)やURLを記事内に埋め込みます。
これでアフィリエイト記事の作成までが完了です。
4.アフィリエイトで稼ぐには
ではアフィリエイトで稼ぐためにはどういうサイト・記事を作っていけばいいのかを解説していきます。
これをやれば絶対に稼げる!といった裏技的なものはありませんが、コツコツと積み重ねていくことが一番重要です。
4-1.テーマを絞る
初心者の方は、様々なテーマで記事を作れるとその分報酬が増えるだろうと考えてしまうのですが、それは逆のケースが多いです。
サイトのテーマが定まっていないと、ユーザーに「少し違うな、、」と思われてしまった時には自身のサイトから離脱されてしまいます。
ですが、統一されたテーマでサイトを作っていると他のサービスはどうだろうと自身のサイト内で他のサービスを探すこともあるでしょう。
そのためテーマは統一してサイトを作るべきといえます。
4-2.テーマの選び方
テーマの選び方が一番重要といっても過言ではないかもしれません。
競合サイトが非常に多く大手のサイトがある場合、自身のサイトで収益化するまで非常に長い期間がかかる、もしくは1万円の壁を超えるのが難しくなってきます。
しっかりアフィリエイトで稼ぎたいと思う場合、競合サイトがあまり多くない、かつ1強になっているようなアフィリエイトサイトがないジャンルでテーマを決めていくといいでしょう。
テーマの選び方で稼げるサイトになるか稼げないサイトになるか決まるといっても過言ではないでしょう。
4-3.SEO上位から集客(報酬発生)を狙う場合
SEO上位から集客を狙う場合は、基本的にサイトアフィリエイトと言い沢山のページ(記事)を量産してロングテールキーワードからアクセスを増やしていく方法が手堅く、商品やサービスなど購入された場合に報酬となります。
サイトアフィリエイトはメリットして…
- 広告費をかけないので無料で集客出来ます。
- 記事を沢山量産するので、Webライディングの知識が増えて行きやすい。
- SEOから集客を狙うので、SEO知識が増えて行きやすい。
サイトアフィリエイトはデメリットして…
- SEO上位になるには多くの時間が必要。長ければ半年や1年もかかる。
- Googleのアルゴリズムで、SEO上位から突然、500位以下などの圏外になる事も多々ある。
- サイトアフィリエイトは、収益化まで時間がかかる場合が多い。
リスティング広告から集客(報酬発生)を狙う場合
沢山のページ(記事)を量産するサイトアフィリエイトをリスティング広告に出稿してアクセスを増やし、商品やサービスなど購入された場合に報酬を得ることも可能ですが、リスティング広告から集客する場合は、1ページだけのランディングページ(LP)を制作して集客(報酬発生)を狙う方法論が賢いと思います。
なぜならLPは1ページだけなので、かなり時間を短縮してLPサイトが出来ます。そしてリスティング広告は、基本的にお金を払えば直ぐに広告が表示されて、SEOよりも超特急のスピードで集客(報酬発生)を狙うことが可能です。
報酬獲得を早めたいスピード勝負ならランディングページ(LP)+リスティング広告(PPC広告)が最適です。
LPは通称「ペラサイト」とも言われております。
ランディングページ(LP)はメリットして…
- SEO主体で集客(報酬)を考える沢山のページ(記事)を量産するWEBサイトよりは、時間を早くLPを完成させられる。
- LPは基本的にリスティング広告から集客を考えるので、SEO上位からの集客と比べて早く報酬が発生する可能性が高くなる。
- Googleのアルゴリズムの影響を受けないので、安定した報酬が得やすい。
ランディングページ(LP)はデメリットして…
- 広告費が発生するので、この点はSEOより経費がかかる。
- リスティング広告出稿の知識が必要になる。
- サイト集客できるLP制作を学ばなければならないが、情報量が少ない。
5.アフィリエイトで注意したい3つのこと
ここからはアフィリエイトサイトを運営していくうえで注意しておきたい点を解説していきます。
これ以外にも注意する点はたくさんありますが、最低限これだけは押さえておきましょう。
5-1.収益化までの期間
何度か本記事の途中でも触れましたが、SEO主体で考えているアフィリエイトサイトは収益化できるまでの期間が長いです。1年2年かかってしまうこともざらにあります。
ですがしっかりとしたアフィリエイトサイトを作成出来たら、報酬は安定して入ってきますので、長い目で見てサイトを運営していきましょう。
5-2.税金に関して
アフィリエイトで得た報酬から利益を差し引いた年間所得が20万円を超えたら、確定申告をして税金を納めなければなりません。
会社勤めの方は注意しましょう。
税金を払わないと、税務調査が入った場合、本来より高額な追徴課税が課せられるので税金はしっかりと納めましょう。
5-3.常にユーザー目線を忘れない
根本的な話ですが、ユーザーはより良い商品やサービスを探しています。
報酬ばかり狙って、商品やサービスの良い点ばかりを記載しているとユーザーをだまして報酬を得ているようなものです。
最終的にはそういうサイトにはアクセスは集まってきませんので、良い点・悪い点を挙げて記事を書くようにしましょう。
6.アフィリエイトが難しそうだなぁと感じたあなたに
ここまでお読みいただいた方の中には「アフィリエイトって難しそうだなぁ…」「手を出すのやめておこうかな…」と考えているのではないでしょうか。
アフィリエイト関連でいうとA8.netのセルフバックというサービスもあり、広告主が提供しているプログラムを自身で利用することにより報酬を得ることができます。
プログラムの種類としては、クレジットカードの発行やFX口座の開設などが多くあります。
クレジットカードは多く発行していると審査会社に拒否されることもありますが、FXの口座開設はノーリスクで報酬を得ることができるプログラムもあります。
アフィリエイトをやってみようと思った方には、文章力に自信があってやってみようと思われた方も多いのではないでしょうか?
そんな方には、自身のスキルを個人間で売買できるクラウドソーシングサイトで報酬を得ることもおすすめです。
1文字1円~などで募集している方が多くいるのでぜひご覧になってみてください。



7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
アフィリエイトは難しくはあるものの、完成すると安定した報酬を得ることができる副業ということがご理解いただけたかと思います。
レンタルサーバーと独自ドメインがあればサイト自体は作成することができるので、まずは安価なサーバーを契約して実際にサイトを運営してみるのも経験ではないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。